Author:ys2310
2008年春にNew York Cityにあるふる〜い大学を卒業。

平成5年(1993年)12月に世界自然遺産として登録さ
れた屋久島。その位置は九州最南端の佐多岬南方約65km、種子島の南西約18kmの場所。島は周囲132kmのほぼ円形で、世界的にも珍しい樹齢数千年の屋久杉などで知られています。
屋久島の森林は、多くの固有植物と北限・南限植物が自生し、絶滅のおそれのある野生動物が生息していることが登録の主な理由となっています。
屋 久島の森には樹齢1000年以上の屋久杉が自生しています。中でも有名な“縄文杉”は、屋久島のシンボル的存在。上屋久町小杉谷の標高1300mの山腹 に、樹高30m、根周囲43mの堂々たる姿でたたずんでいる巨木です。樹齢については2170年から7200年までいろいろな学説がありますが、現在知ら れている屋久杉の中で最も太く、最古のものと言われています。
本 来は樹齢約300年とされる杉が、なぜ屋久島では数千年も長生きするのでしょうか。屋久島は日本でもトップクラスの降雨量で、2日に1日は雨が降る地域。 この豊富な雨水が屋久杉の長寿の秘密のひとつと言われています。また、地盤の多くが花崗岩のため、樹木に栄養分が行き渡りにくく、非常にゆっくりとした成 長を促します。その結果、年輪が緻密になり堅く締まった強い幹になるというわけです。その他にも、屋久杉は普通の杉の約6倍もの樹脂を含んでおり、防腐、 抗菌、防虫などの免疫力があります。大量の水で潤い、免疫力で自らを守る。屋久杉はこうして太古から生き続けてきたのです。
屋久島ではハイキングコースの散策、ウミガメの産卵観察(6〜7月)、珊瑚の海のダイビングなどで大自然の営みに接することができます。宿泊施設もあり、温泉もあるのでゆったりくつろげます。雨に降られても、それもまた風情と思ってのんびり自然と対話したいものです。
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